DCH-601 Step Ribbon Blade Hat
細麦ブレード
こちらの画像はイメージを重視しておりますため、色味の調整を行なっておりません。実際の商品と異なる場合がございますが、予めご了承くださいませ。
BLACK は完売しました。
58サイズ は完売しました。
1930~50年代頃に流行したハットを参考に企画。
帽体はブレード。数ミリ幅の細長いテープ状の素材を重ね合わせて、渦巻き状に縫い合わせて丸い形を作ります。
美しい円形を作り上げるには熟練した技術が必要とされる、隠れた名品です。
その円形状の帽体を型に嵌め込んで、スターチ(糊)を噴霧して固めます。
今回のこの形は、ドライボーンズでは初めて採用する木型。リボン部分からトップまでがほぼ直上になる、あまり日本では見られない形状。その木型も、昭和の遺産である数ある木型の中から発掘しました。
そして特筆すべきはリボン。素材はキュプラサテン、本来ならばスーツの袖裏などに使われる高級素材。
また、キュプラはレーヨンと同じく再生繊維なので伸縮性があります。
そういった特殊な素材を、三段に襞ができる様に折り畳んで縫製し、形にします。1950年代頃まで手作業で作られてきた、高級リボンの形状。ストライプの先染めをバイアス取りして縫製しているので、美しいレジメンタル柄になります。
映画の悪役からインスパイアされて企画したこのハット。クラシック且つエレガントで、夏のリゾートシーンにピッタリです。